死ぬ時に最高の人生だったって思えたら素晴らしいことじゃない?

毎日瞬間瞬間楽しく生きたいね。赤ちゃんのように純粋にやりたいことやりきって。死ぬ時に自分よくやった!生まれてきてよかった!と思えたら最高ですよね。

日経朝刊を読んで思った事200524

最近はなんだか気になる記事が多いです。以前より真剣に読んでいる証拠か、それとも興味深い記事が多いのか。

 

(チャートは語る)米、波乱含みの経済再開 24州で感染増加 「第2波」リスクも :日本経済新聞

1日あたり平均の新規感染者数は4月の827人から増え、5月16日には2倍超の1801人に達した。~8日から地域ごとの緩和に着手したカリフォルニア州20日の人口10万人あたりの新規感染者数が約4.8人と8日(4.2人)から増えた。~4月の米小売売上高は前月比16%超減と、統計開始後で最大の落ち込みを記録。4月の米失業者数は2308万人と前月の3.2倍に急増し、全米各州で同月に支払われた失業保険給付金は少なくとも162億ドル(約1.7兆円)に達した。

規制緩和すればコロナの第二波がやってきて健康リスクに追い打ちをかけ、規制を継続すれば企業の稼ぎは減り、失業者は増え、財政にも影響を与える、人々は金銭的リスクで不安になる。不安のジレンマですね。こんな時でも心の中の平穏は失わずに冷静に行動して生きていきたいものです。

新興国 高まる債務リスク コロナで財政悪化 アルゼンチン利払い停止 返済負担重く(写真=ロイター) :日本経済新聞

IMFには100カ国以上がコロナ対応の融資を求めている。格下げも相次いでおり、格付け大手フィッチ・レーティングス国債のデフォルトが今年、最多になると予想する。

新興国のデフォルトが増えてきている。どうなってしまうんだ。。。

個人の住宅税負担重く 来年度、資材高で評価基準上昇 :日本経済新聞

資材の値上がりと人件費の上昇で住宅税にも影響が。。。額はそんなに大きくないが危機感持たないとな。

レアメタル 供給揺らぐ アフリカや南米、コロナで鉱山停止 スマホ・EV生産に影 :日本経済新聞

レアメタルがコロナの影響で採掘できなくなっている。レアメタルを原材料とするスマホやEVの生産にも影が出てきている。最近このような因果関係が面白い。新興国にお金が流れなくなり、仮想通貨の価格が上昇する。中国での香港問題で米中関係が悪化し円が買われて円高になる。世界はつながっていますね。

米レンタカー・ハーツ破綻 コロナで需要減、米ウーバーなどライドシェア勢も苦境(写真=AP) :日本経済新聞

ついにハーツまで。。。ライドシェア業界に押されていたのですね。そこにコロナで追い打ち。情がわきますが、スピードは差がありますが変化できないものはいつかはつぶれる運命なのかもしれない。

都市と生物(2) サンショウウオ、都内にも :日本経済新聞

都市開発によって、知らず知らずのうちに生物の個体種が減少していく。普通に生きている僕もそのことを実感することはないです。このような傾向を食い止めようとする人々はいるものの、完全に食い止めるというのは悲しいが難しいのだろう。社会システム自体を変えなければずっとこのままなような気がする。

(Answers)「脱・霞が関」夫婦一緒に 競争から共生、心機一転 :日本経済新聞

中西さんは最初の配属先の農林水産省での国会対応の激務に耐えきれず、4カ月で退職。~「公務員を目指した時の漠然とした志より、現場の最前線で働きたいという好奇心が勝った」。直感は的中した。地域住民との交流も楽しい。公務員という「安定」こそ手放したが、毎日がワクワクした。

だが5年がたった頃、ふと立ち止まった。「国内総生産GDP)を伸ばすロジックは考えられても、産業の担い手のイメージが湧かなかった」。小さな仕事でもいい。地方を回り、現場に近い仕事をしたい。再就職先も決めずに霞が関を飛び出した。

新たな職場に選んだコンサル会社で、各地の中小企業や農家、自治体を回ると、魅力的な地域資源があるのに衰退していく現状を目の当たりにした。「稼げる産業を創ってみたい」との思いが募り、2017年8月、仕事で縁のあった福島県国見町で会社を立ち上げた。

こんな人生を送る人もいるのだなと参考に。夫婦ともに、というのがまた心動かされる。たしかに、国会対応で激務な状態はつらいと思いますし、官僚で制度を作ってもその担い手がいなければ国は動かない。それでは自分たちが動いてやろうという意思はかっこいいです。魅力的な地域資源があるのに衰退していく、これは今の日本の地方都市でも同じでしょう。自分のまちに悲観的な人が多い印象もあります。

 

(執筆時間:13分)

 

2020年72冊目 すばらしい新世界@オルダス・ハックスリー 200523

 

すばらしい新世界 (光文社古典新訳文庫)
 

 ●インプットしたい事

完璧なまでに統制された世界、ディストピアがどのように描かれているのか、興味がある

●所感

現代では当たり前とされることが本書のディストピアでは当たり前ではない。人間らしさを司る感情や思考能力は奪われ、一方でみな安全で安心でありソーマという薬に頼ることで宗教や酒に依存することなく悲観的な感情を引きずることなく楽観的に生きていける。さらに、階級ももちろん存在するのだが、人工的に生まれ育てられた人類は幼少期に自分の置かれた階級にそった刷り込み教育をされる。その刷り込み教育のおかげで人類は階級差があるとはいえ、他の階級の事をうらやましく思わず、幸せに生きていけるのだ。家族や親という概念もなく、それらが人類に悪影響を与える非合理な存在であると描かれている。人類は年をとるものの老いることはなく60歳になっても若いころと変わらずに元気溌剌で行動できるのだ。
 
 
そんな文明化が進んだディストピアの対照的な存在として描かれるのが野蛮人居住地だ。野蛮人居住地の存在を描くことで、美しいだけが人生じゃない、苦しいことや醜いこと、ネガティブな感情があってこそ人生なのだ、と訴えかけているように感じる。
 
人類は一つの地球に生きているが、この小説の様にそれぞれに固有の世界が広がっているのだ。日本はきれいで安心安全で文明化された社会だ、しかし輝きを失ってしまった目をしている人も多い。一方で、アフリカに行くと雑多で様々なものが入り混じってカオスな世界が広がってはいるが、人々の眼は輝いているようにも見える。
 
綺麗で、安心安全で、困ることもなく常に幸福で、人間関係で疲れることもなくて、というような完璧な世界は人間らしさがなくつまらない世界なのかもしれないと本書を読んで感じた。完璧じゃないからこそ人生は面白いのかもしれない。
 
(執筆時間:20分)
 

日経朝刊を読んで思った事200523

「新常態」探る企業 入退店をデジタル記録/工場は効率より接触減優先 :日本経済新聞

効率よりも接触減。たしかに今の状況では対外的にもそうせざるを得ないですよね。

席の間隔、2メートル確保/実験・合唱は行わず 学校再開、文科省が指針 感染状況で段階別に :日本経済新聞

学校だと休み時間に友達と話すだろうし、席だけ2メートル確保したところで意味があるのだろうか。休み時間とかどんな感じで過ごしているのだろう。

政府、入国規制延長へ 「渡航中止」インドなど追加 :日本経済新聞

江戸時代の鎖国を思い出した。国から規制されて気軽に海外に行くことができなくなっていく。江戸時代はキリスト教の布教禁止と貿易の独占のために規制されたが、今回はコロナ。観光客は一番最後に緩和されるのですね。

新型コロナ:(Deep Insight)コロナが変える米軍の姿 :日本経済新聞

米軍のコロナ感染者のうち4割が海軍で感染。3密。これを機にAIの導入や仮想空間での訓練がはじまっているという。いよいよゲームの世界。

洗浄便座、米で追い風 LIXIL販売倍増 コロナで新習慣 :日本経済新聞

なぜかと思ったらトイレットペーパーが品薄になっているから。面白いですね。

半導体、5四半期ぶり増益 1~3月最終 世界10社、データセンター用好調 :日本経済新聞

なるほどー。在宅ワークが増えるという予想の元データセンターへの投資が増える→そのために半導体を買う、という流れですね。

純利益、世界で72%減 :日本経済新聞

そんなにさがるんだ。。。欧米は95%減って。。。

<為替>円反発 107円45~46銭 :日本経済新聞

香港の治安法制などを議題とする中国の全国人民代表大会全人代、国会に相当)が開幕し、香港を巡って米中関係が悪化するのではないかとの懸念が高まった。

指標がある一つの出来事をきっかけに因果関係がつながって変化するの、面白い。半導体のニュースもしかり。

(ずばり答えます)マイナンバーカード 行政サービス利用便利に、ポイント還元も :日本経済新聞

早くみんな作ってほしい。普及されないとマイナンバーカードによって実現する便利なサービスも広がらないでしょう。キャッシュレス決済との連携でポイントがもらえる制度や健康保険証機能の付帯が今後はあるらしい。エストニアのように早くいろんなサービスを一枚にまとめてほしい。

 

変化の時期ですね。未来の人からみれば本当に面白い時代かもしれない。コロナをきっかけにどんな変化が生まれるのでしょうか。目の前の仕事もwithコロナで変化させていかないとですね。ただ、斬新なアイデアはでにくい。。。

 

(執筆時間:13分)

スパルタカス 200522

スパルタカス (字幕版)

スパルタカス (字幕版)

  • 発売日: 2015/02/05
  • メディア: Prime Video
 

 概要

●制作年:1960年

●監督:スタンリー・キューブリック

●主演:カーク・ダグラス

●制作国:アメリ

●背景:ローマ帝国時代

●テーマ:支配からの脱出と自由の獲得、人間の信念

 

所感

4月からスタンリー・キューブリックの作品を観てきている。スパルタカスは奴隷がローマ帝国の支配に対して反逆をし、自由を獲得するために仲間を作りながら反乱を起こしていくストーリー。支配から逃れ、自由を手に入れるというテーマはどの時代でも共通ですね。テルマエロマエで奴隷たちがテルマエ(公共浴場)の運営のために働かされているシーンが多くありましたが、あんなに滑稽なものではなかったんだろうなと思います。

 

スパルタカスの自分たちの自由の獲得のために死をも恐れず、権力にも屈しず立ち向かっていく姿に心を動かされました。現代に生きる我々も、奴隷ではないですが、働く組織に属し自分の大切なことのために自由を犠牲にして働いている人は多いのではないでしょうか。安心安全な日本ではありますが、身体的に奴隷のような扱いを受けることはないにせよ、心という内側から拘束され、飼いならされてしまうような仕組みではあるのではないでしょうか。

もちろん、抜け出そうと思えば抜け出せるんで組織にしがみつくのは自分の自由ですが、組織からでたら自分は生きていけるのだろうか?と不安になる気持ちはだれしもいだくはずです。

 

時代が変わっても、奴隷的な扱いは少なからずあるのではないかと思います。以前読んだ「夜と霧」というナチス強制収容所に収容されてから釈放されるまでの実話があります。その中にでてくる「どれだけ身体的に拘束されようとも私の心の中の自由は奪えない」というセリフが自分の胸に残っています。

夜と霧 新版

夜と霧 新版

 

今回のスパルタカスも同じような自由を獲得する事への強い思いを感じました。スパルタカスは最終的に自由を獲得できませんでした。しかし、自由への獲得への道に合った、大切な仲間や家族とのふれあいや自由を満喫できる時間は彼の人生にとってかけがえのないものだったろうと思います。自由を獲得するという信念を曲げずに貫いたスパルタカスがかっこよかったです。

 

スタンリー・キューブリックの作品の有名どころは今回の作品で見終えたと思います。キューブリックの作品は人間や社会の本質を良い面も悪い面も含め的確にとらえていて、必ず何か訴えかけるようなメッセージを感じます。それは、岡本太郎キース・へリングのような芸術家が作品を通して、人間や社会に何かを訴えかけるようなメッセージを残していることに通ずるものを感じました。

 

(執筆時間:20分)

 

 

日経朝刊を読んで思った事200522

 

新型コロナ:世界の経済再開、人出はなおコロナ前の6割どまり: 日本経済新聞

6割。経済再開してもやっぱり戻らないんですね。人々の安心感が戻らないと外出はしないのでは。安心感が戻るには、ワクチンや治療薬、あとは時間でしょうか。

五輪開催の条件 今後の焦点 IOC会長「来年無理なら中止」 「第2波」対策課題に :日本経済新聞

中止という選択肢もついにでてきたんですね。中止になれば戦時中ぶりでしょうか。オリンピックを目標に事業を進めてきた組織もたくさんあるだろうから、ぜひとも開催してほしいですね。そのためには第二波を防ぎ、検査施設の増床やワクチン・治療薬の開発を進めていくことが必要でしょうか。

 

(執筆時間:10分)

日経朝刊を読んで思った事200521

今朝はなんだが気になった記事が多かったです。

 

自治体、第2波備え 1カ月でPCRセンター110カ所 政府の動きに先行 :日本経済新聞

第二波をいかに抑えられるかが大切なんですかね。北海道はすでに来てますが、緊急事態宣言の解除規定にまで達していない状況です。日本全体も北海道の後追いのように感染が広がってきたので、果たして第二波も後追いになるのか。

LINE、夏にもオンライン診療アプリ参入 :日本経済新聞

IT・医療に資金流入 マザーズ時価総額、東証2部を逆転 コロナ時代で成長期待 :日本経済新聞

ITと医療。以前から注目を浴びてきた分野だけどコロナで加速した印象。LINEも夏に遠隔医療を実現するというスピード感。マザーズ東証2部を抜くっていうのもありえるんですね。

国際旅客需要 回復は24年 政府支援 検討進む 公正競争の確保 課題に(写真=ロイター) :日本経済新聞

国際航空運送協会が24年と発表しているようですが、根拠はあいまいですね。ただ、飛行機は3密空間なので避けられるのでしょうか。LCCが台頭してきて、閉鎖的な航空業界に競争の波がきていたところに、コロナ。大手は政府からの支援があるので生き残れるけど、LCC系はどうなのか。。。

「脱ハンコ」へ整備加速 電子書類の公的認証、年内に テレワークの拡大契機 :日本経済新聞

最近弁護士ドットコムのCMをよく見ます。記事内のアンケート、対象者の部署に偏りがあるような気もするけど契約がネットワーク上でできればかなり生産性あがりそうですね。

三菱UFJ銀、店舗4割減へ 17年度比、軽量店は増 :日本経済新聞

一方、リアルなものは縮小傾向。4割も!行員数が減り、IT機器がその代わりとなっていく。まさに描かれた未来が現実になってきています。

(ビジネスTODAY)米ウォルマート、宅配攻勢 2~4月、EC74%増収 「速達」を拡充 首位アマゾン猛追 :日本経済新聞

ウォルマートの店舗から10マイル以内にアメリカ国民の9割が収まるってすごいですね。。。しかも、注文してから2時間で届くって便利すぎる。

サイバー、株式時価総額で電通を逆転 ネット広告、テレビ抜く :日本経済新聞

2015年時点で約3倍差ついていたが、わずか5年で追い抜くというスピード感。

三井不、SC重視に課題 ホテルも休業、株価7年ぶり安値圏 家賃回復には時間 :日本経済新聞

東急不HD、33%減益 今期最終、商業ビル休業響く :日本経済新聞

分譲マンション、賃料0.1%上昇 首都圏4月 :日本経済新聞

不動産はホテル・商業系が厳しそうですね。一方、賃貸住宅は賃料がUP。不動産の中でも住宅は強い。住宅賃料は景気に左右されにくいと言いますが、まさにその通りになっている。

 

時代の流れには抗えないですね。コロナでどんどん加速している印象。自分も含め、人は便利な方向にながれていく。コロナでやっと風穴が開いたイメージでしょうか。

ただ、航空業界の競争が鈍らないか、その結果再び独占価格に戻らないか、気になるところですね。移動の自由が拡大してきたのは旅行好きの自分にとってはとてもうれしいことなのでLCCが破綻しなければいいですが。。。

 

(執筆時間:20分)

年齢は誰が発明したのか?

ふと思った。年齢ってなんだ?

僕は特に違和感もなく年齢を重ねてきたけれど、ランニングしている時にふと年齢とはなんだろうと疑問に思った。

・同じ1年なのに年齢によって早く感じる時間もあれば遅く感じる時間もある

・同じ年齢なのに老けて見える人もいれば若く見える人もいる

・能力が尊敬できないのにもかかわらず年齢が上だから敬わなくてはいけないという道徳観

というように、年齢という概念がなければ人類はどうなっていたのだろう。

 

その前に、そもそも時間とは何か?

年齢とは時間の積み重ねであるから、そもそも時間がどうやって決められているかは知っておきたい!

人類が時間を意識し始めたのは今から1万年前に農業革命が起こってからだそうだ。それまで人類は狩猟によって生命の源である食べ物を得ていた。ところが、農業を覚えたことで一つの土地に定着するようになる。そのあたりの時の流れはサピエンス全史が面白い!

農業を覚えると季節に規則性を見出し、効果的に農作物を育てようと考え始める。たしかに、自然の流れを把握しておいた方が農作物もたくさん育てられて自分たちも困らないですもんね。人類は昔から自分たちの抱えている課題に対して頭を使って解決策を見つけてきたのですね。太陽や月、星をはじめとした天体観測を通して時間や日付、季節といった概念を作り出してきたようだ。

 

1年とは、「太陽や月の満ち欠け、星の移動を観察することで30×12=360日で1つの周期が完結する」ことに由来する。正確には、365.24日で5.24日余りますが、それらが由来してうるう年や30日と31日の混在が形成されています。詳しくは、下記ブログにのってました。

なぜ1か月は30日?1年は365日? 暦の謎に迫ります! | アイ、シテル?

スッキリ!! うるう年って何?どうして2月なのか? | アイ、シテル?

1か月とは、「月の満ち欠けが30日の周期がある」ことに由来する。月(month)を見て把握したので太陰暦

f:id:shin09yos:20200520193338p:plain

出典 www.ganshodo.co.jp/mag/moon/files/m_a001.html

1週間7日制は月が起源。月が新月→上弦→満月→下弦→晦(かい)と変化していく周期がほぼ7日である。

ちなみに曜日は、肉眼で見える5つの惑星(土星木星・火星・水星・金星)+太陽+月(地球)が起源。当時、地球から遠いと考えられていた順番に並べると土⇒木⇒火⇒日(太陽)⇒金⇒水⇒月。人類は24時間の中で、0時から順に天体を振っていった、そして0~1時を支配する天体をその週の曜日と定義したという。すると、土⇒日⇒月⇒火⇒水⇒木⇒金という親しんだ順序に並べ替えられる。

下の画像をみると、金⇒水ではなく、水⇒金の順番だが当時の人類は距離を誤ってとらえていたということだろうか。

f:id:shin09yos:20200520193228p:plain

出典 www.study-style.com

1日とは、「自転する地球の1回転分」。地球の自転は日(day)=太陽を見て把握したので太陽暦

午前・午後の概念を作った言われるのがB.C.3500年のエジプト人オベリスクという塔の影で分割した。AM、PMと呼ぶがもともとはラテン語の略語。 AMは「ante meridiem」の略で、PMは「post meridiem」の略だ。 「meridiem」の意味は「正午」、そして「ante」は「~の前」、「post」は「~の後」という意味。

24時間の概念を作ったのはB.C.1500年のこれまたエジプト人。午前と午後を12進法で分割すると合わせて24時間になる。ここから、1時間という概念ができた。12進法も太陽の周期と月の満ち欠け、星の移動を観察することによって完成されたものらしい。また、人間の手の親指を除く4本の指の節は12個に分けることができ、数えるのに便利だ。これも12進法の採用につながったとの説もある。

1分や1秒はB.C.2000年に採用された60進法によって考え出されている。60進法については、60という数字は5,10,12,15,20,30など利用されることの多い数字の最小公倍数だからという説が有力。

 

年齢とは時間の積み重ねだ!

農業をするようになった人類が時間への意識を高め、天体観測からはじまり試行錯誤することによって現代で使われている、年月日・週・曜日・時・分・秒などの概念を築き上げてきた。

1年という時間の概念の積み重ねが年齢なのだ。このワードだけ見ると当たり前だが、人類の歴史をおっていくと年齢の重みを感じる。

誰が発明したのか?というと明確に定義することは難しい。人類の歴史の積み重ねによって築かれてきたというのが正解なのだろうか。