日経朝刊を読んで思った事200510

世界中でCOVID-19（コロナ）が蔓延し、世界経済に大きな影響を与えている。ひとは病気のリスクに不安になりながら暮らさなければいけないだけでなく、外出規制がかかっていることで社会との関りを持つことが難しくなり、病気以外のストレスも負荷となってきている。

世界がグローバル化していることを改めて今回のコロナで実感できた、とよく言うがまさに今日印象に残った記事はその通りだと思った。

（FT Selection）出稼ぎ送金額 大幅減の打撃 :日本経済新聞

記事の内容は「世界人口７０億人のうち約１０億人が母国以外での出稼ぎの労働からえた賃金に頼って生きているが、この状況下では優先的に解雇させるのは他国からの出稼ぎ労働者であり、母国の家族の家計にも大打撃を与える。」というものだ

シンガポール、「外国人頼み」の経済成長モデルに綻び （写真=ロイター） :日本経済新聞

２日前に読んだ、下記記事も出稼ぎ労働者に焦点を当てた記事で印象に残っている。シンガポールはアジアの奇跡と呼べるような発展をしているが人口の約３割が隣国マレーシアからの労働力だという。その労働力がなくなることで、シンガポールの発展にも曇りがかかってきているという。

世界人口７０億のうち１０億人が出稼ぎ労働からの賃金に頼っている。シンガポールは人口の約３割を隣国マレーシアの労働者数で占めている。というような割合の大きさに驚いた。

リーマンショックの時はカネがが動かなくなり、コロナではヒトが動かなくなった。コロナの世界的蔓延から約３か月経過しヒトが動かないことの影響が、モノ⇒カネと移ってきているように感じる。

（執筆時間：２０分）